徒然なるままにお絵かき候

お絵かきブログです (*゚∀゚)っ

ALPACA

ハロウィン in 2018、お菓子はないけど迷路を造りました

今年も残すところあと二ヶ月となりました。

皆さんは年内にやり残したことはありますか?

しばは残り二ヶ月で挑むことが山のようにあります。

しかし、この忙しい時期には外せない行事もあります。

そう、ハロウィンです。 

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そもそもハロウィンってさ、何だっけ

日本では渋谷で若者達が騒いでは翌朝に皆で一斉に片付けるという風景も馴染みになりました。

かつての宗教的な意味合いはもはやなく、それを語っても「え、元々はケルト民族から始まったの?」という言葉が返ってくることが多いでしょう。

発祥がなんであれ、そこに利があるなら企業が乗り出し浸透させるという図式が現代の風習を造ってきたのは言うまでもありません。

19世紀初頭にクレメント・C・ムーアが「サンタさんは太っちょおじさんの妖精さんだよ」と語ったイメージをハッドン・サンドブロムが絵に描き起こしてのを見て、コカ・コーラ社が利用しました。

赤い服着たサンタクロースが美味しそうにコカ・コーラを飲んでいる姿を宣伝材料として大人気となり始めたのは世界恐慌で多くの資本が流動した、すぐ後。

人々が夢を支えに生きていた頃、苦しい時代には特に心の渇きを潤すにはちょうど良かったのでしょう。

バレンタインデーだって「数多くの恋人達を幸せにしたという聖ヴァレンティヌス(テルニのバレンタイン)の命日に由来する記念日なんですよ」と言うより「好きなイケメンのハートを射抜く一矢を堂々と狙える日」と言う方がしっくりきます。

この日ばかりは恋する乙女も、高レベルハンターへとジョブチェンジできる素敵な日なのです。

さて、何が言いたいのかというと、企業であれ、何であれ「それが利になるなら大勢は乗ってくる」そして「個人に受け入れられるようになってるなら、乗るべし」ってことです。

 

誰だって暗いより明るい方がいい

企業や国も全ては個人の集まりですから、これをクラスター構造と考えるなら個の最大公約数的にハマることが、多くの組織の役立つ方向性に近いわけです。

ここに打算や計算高い目論見が出てくると「大国には必ずエゴがある」という大人の世界の話になってくるわけですが、ここではそういうことを言いたいわけではなく(その手の話も嫌いじゃないけど、このブログでは扱いたくないです)、元は個の考えや感覚に頼っているのだから、それに合わせた素敵なイベントであるなら、皆で流れに乗るというのは間違ってはいないでしょ、ってことです。

クリスマスソングが好きという女性は多いですが、理由を訊いてみれば「幸せな気分になれる」「明るい雰囲気になる」だからだそうです(職場の女性調べ)。

おそらくその通りなのでしょう。

クリスマスに参加するのも、キリスト教徒じゃなくたっていいじゃない。

バレンタインだって恋人いなくたって幸せな雰囲気に浸るのはいいと思うわけです。

ところが最近、妙に「企業の商売に乗せられているだけだ」とか、「チョコを貰えない人にも平等な人権を」とか、変にアンチな人たちがいるニュースを聞いて驚くことばかりです。

Twitterを見れば皆さんの賑やかなイラストで溢れかえっています。

しばも絵師のはしくれ。

ただ、忙しさに追われて「今年もあと二ヶ月しかないゼェ!」と汲々とするよりも…一枚くらい描きたいものです。

雰囲気だけでも浸らせて下さいよ、はろうぃん。

…というわけで、この文章は会社の休み時間に速攻で打っています。

とりとめもない記事になってしまいました、乱文すみません。

しかし、挑むからには徹夜覚悟です。

「いや、そこまでせんでも」と思うでしょうが…中年がまた踏ん張ってます。

10月30日の夜に会社から帰宅して、翌朝出勤するまでの数時間。

ハロウィンにふさわしい百鬼夜行のごとし様相となって机に向かい続けて下記を描きました。

所詮、小さなブログの1ページごときですが、お付き合い頂けると嬉しいです。

 

ハロウィン迷路「パティー会場へ急げ!」

ハロウィン会場に向かう道を迷路にしてみました。

ルールは以下の3つですが、正しいルートを通るとちゃんと絵の書かれたゴールにたどり着けるようになっています。

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ルール1 一度、通った道は二度通らない。行き詰まったら最初から。

ルール2 アルファベットを通過しながらゴールを目指します。ゴールによって出てくる英単語が変わります。その英単語をこのページのURLの最後に付けて検索してみて下さい。一番下の正しいゴールにたどり着くと、イラストが出てきます(間違っていると、関連ワードの別ページが出るようになっています)。

ルール3 楽しんでやって下さい(笑)。

 

さあ、それではレッツ、スタート!

 

 

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AI着色でなんとかしようと試行錯誤したらこうなった

さて、前回に続きましてAI着色のテストを重ねています。

ですがなかなかうまくいきません。

 

 

色々と試しているのですが、一番苦手としているのがゴチャゴチャと描かれている漫画的なもの。

例えば先日描いた4コマ(実際には5になった)を線画だけにして放り込んでやると…。

 

AI着色のテスト 漫画を試してみる

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元はこれなんですが、以下が結果。

テスト3パターンa:かんな

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テスト3パターンb:さつき

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テスト3パターンc:たんぽぽ

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これに吹き出しや背景を組んでもお話にもなりません…。

しかし、大日本印刷の手がける漫画はちゃんと着色されています。

これはどういうことかというと、日本の漫画はモノクロが基本ですが、海外ではほとんどがカラーです。

元々、海外進出を狙って商用的に造られたものですから、海外ウケするようモノクロからカラーに移行したかったようです。

移行に役立つフィルターのようなAIを開発した、ということですね。

ってことは…この子もそうだろうか?

テストします。

 

AI着色のテスト4 モノクロに落としてから着色させてみる

まず、最初のテスト1をわざとモノクロに落とします。

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書き出し設定の表現色を普段は最適な色深度を自動判別からグレースケールへ。

要は同じ環境を整えてやれば良いわけです。

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こんな感じに。

その上でAIに放り込む。

すると…。

 

テスト4パターンa:かんな

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テスト4パターンb:さつき

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テスト4パターンc:たんぽぽ

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さっきよりはましになったかな、という感じでしょうか。

モノクロ原稿を描くことに慣れててカラーが苦手という人には良いかもしれませんが、それでも実際にコミケやプロの世界で通じるものではないでしょう。

例えば、これをAIによる着色として考えるのではなく、フィルターとして使うと考えればどうでしょう。

着色されたものを乗算レイヤーとかオーバーレイにして生原稿に重ねて出力すると面白いことになるのではないでしょうか?

更にテストします。

 

AI着色のテスト5 テスト4の重ね合わせ+調整

先ほど出力したテスト1のたんぽぽとさつきを乗算と焼き込みカラーあたりのレイヤーとして重ねます。

そのままじゃ濃すぎるので、それぞれの%を下げて調整。

線がぼやけすぎてしまうので、ペン入れレイヤーを上に乗せます。

背景と分離、背景に白抜きのレイヤーを重ねて整えます。

若干のぼやけ具合を残したかったので白抜きの範囲を10ドット少なめに。

するとどうなるか…。

 

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うん…。

今までの自分の着色ではなかった感じにはなった。

そういう意味では新しい扉が開けたのかもしれない。

このままで漫画の中に登場させても問題なさそう?

けどさ。

凄まじく手間がかかります!

時短のテーマを真逆に突っ走る結果になりました。

そもそも一度着色したのを着色し直させる手順が本末転倒です。

テストだからあえてやりましたけど。

「似たような効果を出すなら色調補正レイヤー重ねてフィルタリングすればいいじゃん」という意見が聞こえてきそうです。

しかし、これをAIでやることに意義があるのです。

新たな味造りに挑戦するシェフが、およそ使うことのないような食材と調理器具を使おうとしているようなものでしょうか。
「記念すべき第一回目の食材はマンドラゴラ。調理器具はダイエットマシーン。一体、どんな新しい料理ができるのでしょうか」とかいうアナウンスが聞こえてきそうです。

およそ組み合わせられないものを無理やり整えた感のある記事になってきましたが…。

原点に帰りましょう!

時短なんです。

今回のテーマは時短であって新しい絵柄や画力アップではありません。

時短でなんとかするのですから、さっきのテストをパパっと白黒に軽く塗ってみます。

 

AI着色のテスト6 モノクロから短時間着色に挑戦してみる

10分でモノクロ的に塗ってみる。

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まあ、簡単にやっつけで済ますならこんなもんでしょう。

んで、これをAIサイトに放り込む。おりゃ。

 

AI着色のテスト6 かんな

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AI着色のテスト6 さつき

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AI着色のテスト6 たんぽぽ

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相変わらずですね。

でも今までの線画だけのに比べれば、顔の陰影が白黒原稿によって出ている分、まだいいでしょうか。

そして、ここで今まで避けていたAI側に着色指定をしてみます。

AI着色のテスト6b 着色指定してみる

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ちょびっとずつの塗りでも広範囲をドバッっと塗るので少しずつ指定します。

AIは境目の認識があいまいです。

そうかと思えば、顔と腕の間の空間は距離が近いこともあってか、背景となる白を多く入れてもなかなか塗ってくれません。

そんなこんなで20分後。

できたのがこちら。

AI着色のテスト6b モノクロ原稿⇒着色指定後のかんな

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一番、相性のいい「かんな」でのみ。

他はもう話になりませんでした。

髪の毛の緑をもっとちゃんと塗りたかったのですが、塗れば塗るほど腕の肌色を侵食してしまってデスラー状態になってしまいますので、ここまでが限界です。

どのように指定しても耳は緑になっちゃうし、ネクタイの赤も周りに塗ってるし…。

ここまで一時間もかかっていませんので早いっちゃ早いのですが、もうちょっとなんとかならないものかと…。

ここで気がつきました。

もし、指定するのをAI画面からではなく、クリスタ側からしてみたらどうだろう?

つまりですね。

白黒にほど近い薄~い色合い20%くらいで凄く大まかにだけ着色するのです。

AIの特徴はちょっと指定してドバっと塗るので、境界となる線から離して色を塗ってやれば、ほどよく仕上がるのではないでしょうか。

試してみましょう。

 

AI着色のテスト7 クリスタ側から色指定してみる

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塗りつぶしツールの「領域拡縮」の数値をマイナスにします。

この数値がマイナスになればなるほど囲った線から離れて着色できます。

最大-20まですると小さな部分が塗り潰せないので、そこは要調整。そうして塗った状態がこちら。

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これを20%まで薄くしたものがこちら。

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これをAIに着色させまして…さあどうだ!

 

AI着色のテスト7 かんな

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ORZ…

駄目っす、全然だめ。

色が黒くなるばかりで指定したつもりでできてない。

衣服や瞳はまあいいかもしれませんが、肌色が絶望的でしょう。

さつきも似たようなもんでした。

唯一、たんぽぽが…

 

AI着色のテスト7 たんぽぽ

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衣服の色がネクタイの色と交換されてますが、ちゃんと塗り分けていますので悪くない感じです。

では、これに背景を白抜き処理だけして、さっきと同じようにペン入れレイヤーを上乗せしてやりましょうか。

するとこうなります。

 

AI着色のテスト7改 クリスタ側からざっくり薄く着色 ⇒ たんぽぽ+調整

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…お。

悪くないですね。

ようやく、「ほぅ!」という感じになってきました。

もっとも、カラーリングが統一した色調になってしまっているので、一歩間違えるとセピア色のフィルターかけたのかと間違われそうです。

でもセピアとは違いちゃんと赤系は出ているので、これはこれで味があって良さそうにも思えます。

最後のテストも早くて一時間かかっていません。

目的としていた時短は達成したかと。

問題は、これを数多くこなせるよう実戦レベルまでクオリティを引き上げられるかどうかっていう話になってきます。

最終的にはゴチャゴチャした漫画内に入れても活用できるくらいまでにしないといけませんが…それはまた別の機会に記事にしましょう。

まだまだAI着色の課題は多そうです。

今回はここまで。

 

※今回のテストはここまでですが、何かしら良い活用法やアイデアをお持ちの方、おられましたらツイッターにリプでも記事にコメントでもいいので一言頂けると嬉しいです。

今後も色々と試そうと思います。

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AI着色をテストしつつ自分の描き方も晒してみる

しばは絵を描き続けていますが、会社員なので普段は仕事です。
実は会社の仕事以外でも他に仕事してるので、その合間に描いたりツイッターで呟いてます。
何が言いたいかっていうとクリエイトの時間が短いんです。
ティラノサウルスの腕みたいなもので、本体と顔ばっかり大きくて「その手じゃなにも掴めないのでは」と言いたくなるくらい短いです。

一説にはティラノサウルスのこの短い爪が役に立っていたようなので(実は超強力な武器だったらしいですよ)、きっと私の短い製作時間も強い武器に…! 一服の清涼剤になるような漫画やイラストをあっという間に描く…というのは難しいです。

 

それなりに綺麗に描けないこともないんですが、効率悪いので描いてない
=それは描けないのと同じこと

 

今までも時短をテーマに描きながら模索していました。

お気づきの人もいると思いますが、しばの描き方が一定していないのはその為です。

そんな中、今はAI着色に注目しています。

というのも大日本印刷曰く「AI着色を導入すれば人だけの着色の半分の時間で済む」とのこと。

ほんまかいな、と思いつつ何事もチャレンジです。

今までとの比較という意味もあるので、まずは従来の描き方も晒しながらつらつらと書いてみました。

 

 

AI着色前 普通に人の手だけで描く手順

先に完成形を。

以前に書いた記事に当てたイラストです。

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こやつを分解してゆくと、こうなります。

手順1 最初にラフを適当に描く

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資料とか見ながらラフ描くんですが、適当すぎてオタマが不自然なのがしば的というかなんというか…すみません、いい加減すぎました。

左手に持たせて上下を逆にして、よくある「小皿で味見するアレにしよう」と。

 

手順2 修正しつつペン入れします

線の色を若干茶色にしてからベクターレイヤーで書き始めます。

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一部の線が重なったまま不自然ですが、簡単に消しゴムツールで片方だけ消せるので、気にせず描いちゃいます。

 ここがデジ絵の便利なところで、ベクターレイヤーなら線の移動もへっちゃらなので修正しやすいのです。

もっともこの機能にばかり頼ると「本来の絵を描く能力」が衰えてしまうことを危惧しています。

この辺りのお話もまたいずれ記事にできればと。

 

手順3 着色レイヤーの追加と柄の貼り付け

ここからがAI着色に頼ることになる部分ですので本当の比較ですね。

人の手だと、まず髪、肌、衣服、などをレイヤー分けしてから、それぞれに下地を塗っていきます。

そこに濃い色と薄い色、ハイライトなんかを追加していくわけですが、この段階で「アニメ塗りにしよう」とか「厚塗りにしよう」とか大きく好みが分かれます。

 

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加えてエプロンに柄つけようとか面倒なことを考えると、歪ませて貼り付ける作業が待っています。

クリップスタジオ(以下、クリスタ)なら柄はこのようにダウンロードできたり、標準で用意されたものがあるので選びます。

ここで

「ウホ! 豹柄のエプロン造れんじゃん、萌えるー!」とか言ってると変態度が上がるので控えます。

好きですけどねそういうの。

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柄を選んだら色調を補正してベクタライズ。

ベクターレイヤーになってしまえばいかようにも変形できます。

クリスタなんかでいうところのメッシュ変形の機能ですね。

編集 > 変形 > メッシュ変形

の部分にあります。

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 AIではさすがに柄まではどうにもならんでしょうから、ここは時短できないですね。

この変形の点(正式名称良く分からないです。作用点?)をちくちくと移動させてゆくわけですが、マウスでやると凄く時間がかかります。

マウスで絵を描くのに慣れているしばも、この作業に関してはペンタブで済ませます。

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手順4 塗りまくる

とにかく塗る。

「やあっぱー、こういうフワっとした髪がいいんだよねぇ ♪」などと調子に乗って描いてると着色の塗り残しが発生しやすい面倒な髪型になります。

塗りつぶしツールだけで済むようなことはないので、マーカーなんかでガシガシと。

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色を重ねていき…確かこの時は油彩平筆なんかを使ったと思う。

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塗り終わったら背景にテクスチャを貼って色調補正して…完成。

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 しばのレベルでは絵師として伝えられるほどのものは大してありません。

いわゆる “フツーの描き方” ですから。

で、本番はここから。

線画から後の着色作業をAIに任せてみるとどうなるかと言いますと…。

 

 

AI着色のテスト1

『PaintsChainer』を開きます。
このサイトは「AI着色」なんかで検索すると一番上の方に出てきます。
絵描きのコミュニティであるpixivが協賛している機能のようで、今流行りの機械に深層学習(ディープラーニング)させて数多くの着色方法を学ばせたのだとか。

自分なりの塗り方を覚えこませることができれば更に凄いのでしょうが、ログインしてのアカウント管理はしていないので、そこまでのサービスではないようです。

さっそく手順2で出来ているペン入れ状態の原稿をここのサイトにドラグ&ドロップしてみます。

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すると…。

 

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こういう画面になります。

パターンは3種類ですね。

 

テスト1パターンa:かんな

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 テスト1パターンb:さつき

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テスト1パターンc:タンポポ

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うーん…。

このままじゃとても使えないレベルの着色ですが、人が手を加えて使えるかもしれないかなという感じでしょうか。

別のイラストも試してみました。

例えば。

 

 

AI着色のテスト2

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こんなのを放り込んでやると…。

 

テスト2パターンa:かんな

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おぅ…。

唇の着色だけは認めよう。

テスト2パターンb:さつき

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…。

 

テスト2パターンc:たんぽぽ

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近遠を分けて遠くのものと判断した部位を黒っぽくするよう学習しているようです。

さつきはこの近遠の使い分けがあいまいな分、髪の毛なんかも全部同じような色合いになるわけですね。

面白いですし、一部だけ見れば綺麗に塗れるのでしょうが安定して全体を塗れているわけではないので、これを実用できるかというと…「使えんだろこんなの」

バッサリ切ってしまいたいところです。

ですが、大日本印刷のように活用している人はいるわけですよ。

ということはどこかに活用法があるはず。

AI画面内で着色指定することもできますが、それを普通にやったところで良い感じにはなりませんでした。

逆に線をまたいで色がはみ出てしまい凄いことに…。

今の段階ではAI着色にはまだまだ研究の余地ありです。

もう少し可能性を模索してみます。

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